2008年9月7日第15回飯塚杯争奪ジュニア大会

整列!朝靄の一回戦前。気合入ってます!

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第15回 飯塚杯争奪ジュニア大会

2008.09.07

飯塚杯ジュニア大会。今回で15回を数える秩父市ソフトボール協会主催の大会に、今回から参加チーム範囲を秩父郡市内のチームということになった為、初めて参加させて頂きました。

秩父ローカルなトーナメントとはいえ、県登録された諏訪、大野原、上町、影森の全4チームは全て県北予選を突破して県大会に進み、諏訪育成会に至っては県大会で準優勝し関東大会へ出場。県登録こそしていないが、関東大会直前の中央大会では諏訪を破って優勝した日野田、5月の内外杯では準優勝した下山田、安定した戦力を整える熊木や黒谷、県民総体への出場が決まっている影森二人のエースが各々にいる旭町や大沼・八幡、西小や第一小の小学校単位の連合チーム、指扇のメンバとして今年の全国大会に出場した選手の所属する中山田等、強豪ひしめく22チームが参加するトーナメント大会。こちらの トーナメント表 参照。
長瀞スターズが初めて挑みました。

【一回戦】上町育成会

一回戦から9月6日の熊谷市選手権で準優勝した星宮スターズと妻沼少年ファイターズを破り共に県大会に出場した強豪上町育成会との対戦です。
正直なところ一回戦から対戦したくなかった、もうちょっと上位で対戦したかった相手です。
上町先行、長瀞後攻でまだ朝靄も消えきらない8:00から試合開始です。
初回、スグルが1安打は許すものの、2三振と二ゴロと上々の滑り出し。ストライクが先行するもののあまり球は走っていない状況。
長瀞の攻撃もシンヤ三振、ケント三飛、コウキ三振とまだ目が覚めてないようです。
2回、三振の後、遊内安打されバントで二塁までランナーを許すが、続く打者を三ゴロで抑える。
スグルの良い当たりはセカンド正面。タカアキの遊内安打でやっと初安打。ヒロキ死球で1アウト二塁・一塁のチャンスをつかむが、続くタクミ、ユタカが連続投飛で3アウト。
両エースとも要所で踏ん張り、投手戦の展開。
3回、三ゴロふたつに右前ゴロで三者抑える。そして3回裏の長瀞の攻撃。今回初先発のリョウヤ。ここで審判のロージンチェック。上町側で審判にロージンバックのチェックを忘れていたようで注意される。若干動揺したところでじっくりと選んで四球。続くシンヤは投前に内安打。ノーアウト二塁・一塁のチャンス。ケントはしっかりと右打ちして1アウト三塁・二塁と進塁させてクリーンナップ。得点チャンスのポイントで大砲コウキのバットに期待がかかる。コウキが期待に沿って、あわやホームランかと思われるセンター外野ネット直撃のヒットで2得点。続くスグルもセンターへ安打。もう一点を期待したが、タカアキ一ゴロ、ヒロキもライト前へ上手に運ぶものの右前ゴロで3アウト。今日のスグルの調子からすればこの2点先行は大きな得点。
4回、ヒットを打って気分に乗ったスグルは3番三振、4番遊ゴロ、5番二飛と上町の中心打者を3人で抑える好投。しかし、こちらも下位打線のタクミが一ゴロ、ユタカ三ゴロ、リョウヤ遊ゴロとわすが5球で攻撃終了。
5回最終回、これを抑えれば勝利です。先頭打者に合わされ外野に飛ばされるもの、センタのタカアキが難なくキャッチして中飛で1アウト。続くバッターを1ゴロで2アウト。次が最後のバッターになるかと思ったが、ここで本試合初の四球。続く9番打者に3ボール・2ストライクと粘られ、ここで四球となると嫌な雰囲気でしたが、遊ゴロをシンヤが無難にさばいてゲームセット。

この試合4安打(そのうち2つは内安打)。少ないチャンスで中心打者がきっちり打って、エースが三塁を踏ませない好投で踏ん張るというなかなかの好ゲーム。両チームともエラーが無いのが試合を引き締めました。
正直なところ紙一重の勝利でした。さすが上町育成会、簡単に勝たせてはくれませんでした。

1 2 3 4 5
上町育成会
長瀞スターズ x

【二回戦】中町育成会

2回戦目は少々不気味な中町育成会。
練習を見ていると投手はスリングショット。球速はそれほど無いが、この投手に対してきっりと打線が対応できるかが課題。

先行中町、後攻長瀞で試合開始。
初回、スグルが一回戦の好調を維持して、投直、二ゴロ、三振と9球で抑える。長瀞の攻撃、シンヤが右前安打、ケントの中二安打でノーアウト三塁・二塁と早々に得点のチャンス。ここで上町のときのように期待するも力み過ぎで投ゴロ、しかし送球の間に快足シンヤがホームインで先取、守備が慌てて三塁送球が逸れてケント返って2点先行。スグル、タカアキはタイミング合わず、連続遊飛で3アウト。
2回、スグル休憩でタクミにピッチャー交代。4番の先頭打者にセンターに運ばれるものの、続く打者を投ゴロ、投ゴロ、投飛に抑えて無難にチェンジ。ヒロキは打ち損じて投ゴロ、タクミはセンタに二塁打、ユタカは打ち損じたが遊撃失策、その隙にタクミ返って3点目。リョウヤ一ゴロで2アウトになるものの、シンヤ、ケント、コウキと安打が続いて更に2得点。5-0と試合の主導権を握る。スグル良い当たりをするも中飛で3アウト。
3回、突如タクミ崩れるなんと4四球と2安打で4失点。1点差まで詰め寄られる。試合後談によると、久々の登板で指先が痛くなり満足に投げられなくなったそうです。しかし、急遽マウンドに戻ったスグルが2三振で後続絶つ。1点差まで詰め寄られたが、投手に対してタイミングを合わせられるになって、引き離しにかかります。先頭のタカアキが三塁打とエラーでホームインして、エラー、安打、四球を絡めて打者一巡で6得点でほぼ試合を決める。
4回を三振、三振、四球、三振できっちり抑えて、ゲームセット。

3回にタクミのアクシデントで少々バタついたものの終わってみれば、11-4の快勝。打線も3回の攻撃で9安打としっかりと不安無く打ち込みました。

1 2 3 4
中町育成会
長瀞スターズ × 11


【三回戦】大野原育成会

三回戦は大野原育成会。練習試合では一勝一敗のチーム力としてはほぼ互角のチーム。好試合を期待します。
ただ、投手スグルと捕手コウキのバッテリーが2試合終わったところで暑さでダウン。スグルは試合10分前に起床(笑)、コウキはフラフラしながら準備。かなり不安・・・

この試合も先行大野原、後攻長瀞。
初回、大野原の攻撃。一番エース横田クンがいきなりレフト前へ。これを公式戦初先発のチムが緊張からかファンブル。それを見てすかさず二塁を狙うが、この後の送球がセカンドへストライクボール、タッチアウト。2番を遊ゴロで2アウト。しかし、ここで起ききれていないバッテリーに強烈な一発。3番内田クンの右中間を越えるオーバーフェンス(ネット?)の特大ホームラン。バッテリーの目が覚めます。続く4番を中飛に抑えて3アウト。ランナーが居なくて良かった・・・
長瀞の攻撃。シンヤ三振、ケント左飛で2アウト。3番コウキが二強襲の内安打、4番スグルの左前、5番タカアキが遊内安打で2アウト満塁のチャンス。ヒロキ、ファールで粘って7球目が残念二ゴロで3アウト。チャンスが生かしきれず。
2回、一ゴロの後、三ゴロを悪送球でランナーを許すものの、続く7番を三直、飛び出した一塁に送球するがこれまた悪送球。2アウト二塁のピンチ。しかし、8番を二ゴロに仕留めて3アウト。
7番タクミは二ゴロ。8番ユタカがボテボテの投ゴロになるが、快足を飛ばして内安打。9番チムの二ゴロでユタカ二塁へ。シンヤのときにワイドピッチで三塁へ。このチャンスにシンヤやきっちりと右前に運んで同点!クリーンナップへ繋ぎたいところだが、大野原のエース踏ん張りケントは二ゴロで3アウト。
3回、9番を三飛。三塁狙われているのかたまたまなのは今日は良く打球が行きます。1番に戻って、またしても左前へ持っていかれます。今度は一塁でストップ。2番バッターが強烈な二直。しっかりケントが抑え、一塁ランナーは飛び出していたところに落ち着いて送球して3アウト。
3番コウキは遊ゴロ、4番スグルが左前安打、5番タカアキも左前安打と連続安打で1アウト二塁・一塁のチャンス。しかし、6番ヒロキ三振、7番タクミ一ゴロで得点できず。
4回、60分試合なのでこれで最終回。得点なければサドンデス。大野原の攻撃は一打席目に本塁打を打っている3番内田クン。今度はスグルも慎重に投げたものの、強烈な二ゴロ、なんとかケントが止めたものの止めるまでが精一杯だったのか、一塁へ送球が逸れてタクミがファンブルしてノーアウト一塁。4番を3球三振に仕留めるが、5番に四球、6番に遊内安打と1アウト満塁のピンチ。7番を三振に打ち取り、これで2アウト。しかし、8番前田クンが7球まで粘って四球を選び痛恨の押し出し。スグルの緊張感が切れたか、9番に死球でさらにもう一点。ここで今日2安打と当たってしるエース横田クンを迎えるが、さすがにスグルも気合の入った投球で遊ゴロに仕留める。
1-3の2点リードを許したところで最後の攻撃。下位打線の8番ユタカから。今回も俊足を期待したが、三振。続く9番チムはストライクの後、2球ファールでタイミングが合ってきたかと思ったが、4球目を二ゴロで2アウト。先ほど右前にきれいな安打を放っているシンヤに期待するが、大野原の投手の気合の方が勝り、こちらも4球目を一塁正面ライナーでゲームセット。

負けはしたものの緊張感ある好ゲーム。
課題であった打線も大野原の好投手から7安打と克服してはいるものの、残念ながらあと1本がですに6残塁は残念。
言い訳するなら、長瀞スターズは3試合目、大野原は連続ではあったが、2試合目。最後の最後で投手が息切れしてしまったようです。
次はもう負けません。

1 2 3 4
大野原育成会
長瀞スターズ

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残念ながら強豪大野原育成会に敗れてべトス8でした。
今回の戦力では上々でしょう。 初めて参加させて頂いた大会ですので、このくらいが謙虚かなぁっとか(笑)。
前記通り、課題であった打線もいい感じになってきました。バッティングマシーンの効果が出てきているんでしょうか。
これから続く秋の大会へ良い弾みとなりました。

大会運営も各チームが協力し合う素晴らしい大会、楽しい一日を過ごさせて頂きました。今後も是非参加させて頂きたいと思います。

DSC_0057.JPG上町育成会
DSC_0076.JPGギリギリ、セーフ!
DSC_0084.JPGシマッテクゾー!
DSC_0112.JPG快投!

DSC_0118.JPG2-0で勝利。
DSC_0139.JPG中町育成会ナイン。

DSC_0170.JPGタクミ久々の登板。

DSC_0182.JPG四球多過ぎぃ

DSC_0186.JPG初先発のリョウヤ。

DSC_0183.JPG本日、三振無しの大成長。

DSC_0193.JPGポカーンとね。

DSC_0222.JPGきっちり守って。本日失策無しのショートストップ。

DSC_0223.JPGチムの捕殺は格好良かった。

DSC_0232.JPG貴重な一打点。

DSC_0236.JPGチームバッティングが冴えてます。
DSC_0257.JPG来年はもっと頑張ろう。
DSC_0271.JPGバッティングは次に期待。
DSC_0301.JPG投げて良し、打って良しの横田クン
DSC_0261.JPG3試合はバテました
DSC_0307.JPG1-3の敗戦、残念・・・
DSC_0310.JPGフレー、フレー!大野原!!

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